三度目の正直

最近、人が倒れているのをよく見かけた。
雨の中 人が倒れていた時は 救急車を呼んだ。
そういうことばかりしてしまうのは そういうアクシデントを呼び起こす何かがあるからだよ、と
お友達に言われた。
なので、人が倒れていても 他に誰かがいらっしゃり、ケアをなさっているようなら
立ち止まらないことにした。
一度目は 四条大宮で男性が大の字になって倒れてはった。
二度目は 向島の川にかかる橋のところで バイクと車が衝突し、バイクに乗っていた人が川へ飛ばされた。
二件とも 通報している人が居てはったので 私は何もしなかった。
そして三度目。
今日、髪をカットしてもらっているときに そのお店の前で車とバイクの衝突事故があった。
私が通報する前に お店の人が通報してくださった。
人が倒れているところに遭遇するというのはめったにないことのはずなのに
私はよく出遭う。
出遭うから、それにかかわってしまう。
かかわってしまうと それに時間を費やすことになり
私は予定通りのことができなくなる。
できなくなるのに 一日を欲張りたい性格の私は 無理をする。
そういうのがダメなんだなぁ。
でも今日で三度目を達成。
三度目の正直。
これでたぶん、いや、きっと、珍しい出来事には遭遇しないはず。
これで私に平穏な毎日がやってくるのだ。
どうでもいいこと?いや、すごく大切なこと!
がまんしたし、スルーする術を得る第一歩を踏み出したから!