回転寿司

回転寿司に行ってみました。
北海の幸フェアをしていました。
このフェア、お店の中で2種類の表現がありました。
「北海の幸フェア」と「北の海の幸フェア」
のぼり系のものは「北海の幸フェア」で期間限定メニューで「原産」が標されているものについては「北の海の幸」でした。
「北海」と書いてあるとデパートの催事場で大人気の「北海道フェア」のような印象をうけます。
「北の海」というだけでも「脂が乗っていておいしそう」と連想できるので お客さんのハートをがっちりがっつりキャッチなのかもしれません。

このフェアの間は、「1貫もの」が通常メニューより数種増やしてあるようで、お値段は「一皿200円(税抜)」で、コンベヤーを流れてくる時にはお皿は2枚重ねでした。「2枚ともとってください」と注意書きがありました。
「どうしてこのお店では空のお皿がベルトコンベヤで流れているの?」という疑問は
すぐに解けました。

回転寿司でハズレが無いのは「鮭」だと思っているので、「鮭」が回ってくるのを待っていましたが
私の手前の人がすべての鮭を取ってしまわはりました。
別注しようとしたら、その人達の動きがおかしい。

鮭を残しているのですよ!
まずいのか.....

私は別注をやめておきました。
さっきは「くそぅ。おなかすいてるのよ。別注だと今なら4分かかってしまうのよ!」と
手前の人に対して 閉じた口のなかでギリギリ歯軋りした私は そこにはもういません。
感謝の気持ちをこめて、マンゴープリンをお箸で食べようとしていらっしゃるその方にスプーンをご案内しました。

家族連れでいっぱいの店内。
私の向かいのお坊ちゃんは コンベヤ上の数の子2貫のネタ、数の子を90度回転させはじめました。
他のネタも90度回転。
新しいおはしを使って90度回転。
おい、親も注意してくれよ ってことですよ。
私は彼のおはしマジックにかかったお皿は取りませんでしたが
私の後ろのおじいさんが数の子をキャッチ、そして2つに分かれるはずのシャリが分かれない事に驚き、しかし冷静に、
ネタとシャリをばらばらにしたあと、1つのシャリをお箸で2つに切り分け、その切り分けた物を2個くっつけて
あらためてシャリを握りなおすおじいさん。
見事な手さばきに私は使い捨てオシボリを「どうぞ」とご案内せずにはいらせませんでした。

ええもん見せてもらえましたよ。