0720

今日も暑かった。
朝 起きて、メールをしようと思ったが やめた。
「ありがとう」を数回言ってもらえる時とそうでない時があって、
その違いを私なりに分析したから。
どんよりと一日が始まった。
姉も甥も留守なので、2階の廊下に自分の部屋のいらないものを出し、整理をはじめたら
そういうのをはじめると 母がいろいろ言い出すので
自分のペースというのが乱れてしまう。
食べたくないのに桃をむいてくれ、のみたくないのにお茶を出してくれる。
いまはいいわ、と言ったら機嫌が悪くなる。
去り際に何かをつぶやく。
聞こえないから「なあに?」とたずねても もう一度話してくれることはなく
いらいらする。
メールがくる。
昨日のことには何もふれられず、私の帰宅、私の状態についてなど 興味ない様子。
そういうのを言葉で見るだけで嬉しいし、安心すると言っても そうはしてくれない。
そんな人と続ける必要などないのではないかと また考える。
すぐに返事をする。
部屋にあるいらないものが ヤフオクで取引させていないか検索する。
ビビアンのTシャツは古すぎるからだめだろうなぁ、とかDCブランドの服も取引されていないなぁとか
そういうのを見て がっかりはしないものの、やはり捨てるしかないな、と思う。
ハッセルブラッドを持ってもいないのに ゼロハリのハッセルブラッド用を持っている私。
これも処分しよう、とか いろいろ考える。
あせだくになりながら 気分転換に、と PCで音楽を聴こうと試みる。
ピアノの音が不協和音としてしか耳に入って来ず、リラックスすることも癒されることもないので やめる。
メールを送ったつもりが、送れていなかったことに気づき、すぐに送る。
しばらくして、そのメールを見たのか、見ていないのかわからないけれど
携帯からメールが送られてきた。
声が聞ければいいな、と思っていたのに 話せる状況ではない様子。
もしかしたら 話せる機会もあるかも、と携帯電話を近くにおいておく。
家に居て 部屋を整理していても 階下から話しかけられるストレスに叫び出しそうになる。
で、美容室に電話をかけ、カラーを入れてもらうことにした。
出かける時に、ポストにすてきな贈り物が届けられていた。
それを持って美容室へ。
急にお願いしたのに丁寧にカラーを入れてもらえた。
機械の調子が悪い、その他いろいろトラブルがあるらしいが、丁寧にしてもらえた。
自分から少しだけ携帯電話が離れたところにある時にメールがきた。
家からだった。
めんどくさそうなメールだった。
読むだけでつらくなったので すぐに返事はしないことにした。
耳がきこえづらくなったことをIDCの先輩に電話で話した。
もう参加したくないのだけれど、「おまえさえよければ きてくれたらいいから。」と言われる。
聞こえたはずの音が聞こえないせいで、つらくなるのがいやなんだ。
気を遣われるのもイヤだし。
そうそう、昨日も、相手の声があまり聞こえなかった。
何を話してくれているのかよくわからなかった。
口の近くに耳を持っていかないと聞きづらい。
はたから見ていたら 相当親密な関係に見えるだろうなぁ、と思っていた。

夕方、九死に一生をえた友達に電話をかけた。
入院していた時、どうやって立ち上がろうとした?と ぶしつけにたずねたところ
「そのうち慣れるだろう、って思いながら生きてた」と言ってくれた。
その友達の声が 私の耳がキャッチしづらい音域?周波数だったので 聞き逃したこともあったと思う。
もうひとり、Bの友達にも電話をした。
動物のように、傷をいやすために寝倒した、と言っていた。
電話の声はハリがあった。

会社に来て、一昨日買ったロールケーキを ガシガシと食べた。
おいしくない。
おいしいはずのホイップクリームで気持ち悪くなった。
それでも食べた。
明日はもっとおいしくなくなるはずだから、と思って 全部食べたら もっと気持ち悪くなった。
あさっての準備があるからいろいろやりたいのに 何かをする気が起こらない。
こんな気持ちになっていることをあの人は知らないし、想像もしないだろうな。
いまね、私はこんな風になってしまってるのよ。
わかる?
と ここに書いておこう。