地元で生活すると言うこと

雨の降る日に地元をクルマで走るとどの時間帯でもたいていは誰か知っている人に出会う。
雨の日、路肩を傘をさして歩いていたのは、Iさん。
私の同級生のお母様で、母のお友達でもある。
いつもおいしい胡瓜の糠漬けをくださる人。
今日はゴミの日だったので、集積場所?までごみ袋をクルマに載せ、小雨の中、
傘もささずにごみ袋を動物避けネットの下に仕込んでいたら、
傘をさしてくださったIさん。
お礼にクルマに乗っていただいた。
乗っていただいる間、ずーーっと「ごめんねぇ。わるいねぇ。」と仰っていた。
却って申し訳ない気持ちになった。

少し走ると、また知人に出会った。
タクシーを待っている様子。
確か、走っている通り沿いの病院へ番号札を取りに行く人。
目が合った。
で、走り寄ってこられた。
助手席にお乗りいただいた。

万が一、事故に遭ってしまうことを考えると
ひとさまをお乗せするのはよくないことなんだろうけれど
「よかったら乗っていかはりませんか?」を言わないでいることが難しい。

地元ならでは。