わだかまりをとる

久しぶりに毎日曜日のコースをCと一緒に。
銭湯以外に行く。
Sで大将と奥さんに先に謝る。
おいしいもんをたくさんよばれて
Yさんのところへ移動。
またおいしいもんをたくさんよばれて
マンションへ帰った。
自宅のお風呂に入れてCは嬉しそうだった。

夜10時を過ぎたころ、Uちゃんから電話。
日曜日のこんな時間に電話をくれることはまずない。
で、ちょっと深呼吸してから電話をとった。
Nのお母様の訃報だった。
Nのお母様が病気になられたのは女子親友のSちゃんのお父様のご病気発症とほぼ同じ頃。
Sちゃんのお父様が先日亡くなられて、こんどはNのお母様。
お式の詳細をみんなにメールで回すために N本人に電話をした。
電話に出てくれて発してくれた最初の言葉は、「連絡ありがとう。」だった。
一昨日お母様は自宅で亡くなられたらしい。
お父様が博多へ出張に行ってらっしゃる間に 自宅で。
お父様は大変悔やんでおられたと。
でも、今は落ち着いているし、連絡をもらえて嬉しいと言ってくれた。
私はお母様が亡くなってしまわれたNがかわいそうとかそういうので悲しいのではなく
女性として前向きに明るく生きていらっしゃった偉大な先輩が亡くなられたことが悲しいのだと言った。
友達には訃報を伝えるつもりはなかった、と。
他の友達の肉親が亡くなられたというのを 自分が後で聞いたこともあったし、おまいりに来て貰うのが申し訳ないのだと言ったけれど
数人にメールを送ることを話した。

涙もろくなっていたCは、Nのお母様の訃報を聞き、泣き出した。

メールをしても返信もずーーっとなく、電話をしても電話に出てくれなくなったN。
結婚したから異性の友達の扱いについて奥さんに気を遣っているのかもしれないなぁ、と、Nの連絡先を携帯電話の電話帳から全て削除した私だったけれど
高校時代の先生の訃報を連絡したのをきっかけに 
電話帳に再登録することにした。

Nのお母様は明るい方だった。
担当医が私と一緒だったから、「腹を割って話す仲」だと、笑ってくださった。
バレーボールのワールドカップ(?)を見ながらずっと話をしたあの楽しい時間が懐かしい。
もしご健在だったとしても、もうNのご実家にお邪魔することはなかっただろうし、大変貴重な時間だったのだと思う。
すてきな先輩を失って、大変にさびしく、悲しく思う。