めいにち

去年の今日もこのことを日記にしたような気がする。
今日は命日。
1学年下のかわいい友達の命日。
お墓が葉山へ移ってからはおまいりしていないけれど
いつも思い出す。
朝、母から彼女が亡くなったことを聞かされて、ずっと泣いた。
彼女がなくなっていなかったら、一緒にお酒を呑んだりする友達になっていただろうか。
一緒にスキーへ行ったり、旅行に行ったりしていただろうか。
お互いの家も本当に近く、いつも行き来していて、そんな友達。
彼女にかわる存在は、今、思いつかない。

午後11時前、12月初旬に結婚式を挙げた男友達からメールが来た。
私からメールを送っても返事もなく、電話をかけても出てくれなくなっていたので
携帯電話の「電話帳」から削除してしまった男友達。
気になっていたのは、その男友達のお母様の病状。
メールの内容は、挙式のこと、旅行から戻ってきてバタバタしていてお礼が遅くなったこのお詫び、お祝いの品、お祝いのお礼。
お祝いの品は、仲良し女子3人連名で贈ったのに、私のところへしかメールでのお礼は無かった様子。
メールの最後に、「母も何とか還暦を迎えました。その節は大変世話になったね。いろいろありがとう。」とあった。
何の呪縛かわからないけど、たぶん、呪縛。
それが解けた気がした。

メールの文字は肉筆じゃなくて、記号なんだけど
それにこんなに心を動かされることがあるなんて...

なんだか妙に食欲が出てきた。
なんでだ?