老人をだます商売のような

旅行博へ行った時に申し込んだタイムシェアの説明会でぐだぐだがあった。
聞いてないよ、そんな話、ということが 説明会へ行く前から頻出。
これには二つの会社がからんでいて
そのうちの一つの会社のコールセンターの女性は
PCあてのメールをプリントアウトするというのは 誰の家でも、誰でもできるものと考えている。
それができない人もいると言うと
メールを携帯電話に転送して 画面を見せてください、と言われた。
PCあてのメールは容量が大きいから 携帯電話に転送したらパケット通信料が結構かかるのに、と私が言った。
彼女は、メールをプリントアウトするのは 会社の経理上 大変に重要なことだと私に言っていた。
プリントアウトしたものを回収し、景品と交換することは 金品の授与になるので その証拠になり
経理上 重要なのだと言ったのだ。
でもね、携帯電話に転送した画面を目視するだけじゃ 金品の授与の証拠にならないじゃないか。

その後、彼女の上司が電話をかけてきた。
あやまる、あやまる、あやまる。
あやまることしかしないのだ。
わけがわからない。
あやまられると 自分がみじめになる。

タイムシェアにはお金がかかる。
結構な金額になる。
そういう買い物をする最初のステップで
気持ちがひっかかってしまったら
のちのちが不安になるので
説明会はキャンセルした。
老人をだます商売を彷彿させたから。


二つの会社のうちの一つの会社は
丁寧なオペレーション、正義の人たちが集まった、みたいなそういうイメージで売っていると私は思っている。
社長は 足を踏んづけても謝りもしないけど。

謝りもしないというのも 腹が立ったけれど
謝られてばかりいるのも これまた腹がぐれぐれする。

嫌な時間だった。