どうでもいいこと

カウンタックフェラーリで、セルフのガソリンスタンドで給油する人を見た。
気持ちがクサクサしていた時だったけれど、
その気持ちが解消された気がした。

あー、クサクサっちゅうか、
どうでも良い情報をわざわざ知らせてきた同級生のその行動の意図をぐるぐると考えていたのだ。
とある同級生が短編小説で何かの賞を受賞したらしい。
それを知らせてくれた別の同級生。
受賞した同級生が結婚したか、結婚するという時期に 一緒に食事をしたことがあって、
そのときに、いきなり、「dosueちゃん、彼氏にプロポーズさせる方法、教えてあげるわぁ☆」と言われて引いたんだった。
私は結婚したくもなかったし、彼女がどうして私にそんなことを言ったのかもよくわからなかったけれど
その発言の意図、裏を読もうとすれば読める。
不快にもならなかったけれど、こういう人は「勘違い」したまま日々をすごしていくんだろうなぁ、と思ったおぼえがある。
その彼女、小説を書くため、生活を安定させるために看護師になったのだという。
去年、試験に合格したと書いてあって
それを ミクシィのメッセージ機能で知らせてきた友達は
「バイタリティあるわぁ」と感心していたのだった。
短いメッセージで同級生の受賞を知らせてきたその同級生が、どういう意図を持っていたのか
考えるとしんどくなっていた。
くさくさしていた。



フェラーリでも、カウンタックでも、私にはどうでも良い。
ガルヴィングの派手〜なクルマに乗って渋滞の路肩をガンガン飛ばして行ったクルマが、雪隠行きたさに飛ばしてたのか、ガス欠こわさに飛ばしてたのかよくわからないけど、
ジーッとおとなしく給油しているドライバーと、おとなしくお手上げポーズさながらに給油されているマシンのエヅラが平和な感じがして良かったんだ。