ションボリーナ

びわこタワー(うそ)

尊敬する男友達がいて、その人の奥さんつながりの人がやっている個展に行きました。
HPで告知されていて、京都で開催されているものだったし、
昼間、会社をさぼって、それはそれは楽しみに行きました。
個展会場は「超内輪」な雑談中でした。
それに対しては特に何も思いませんでした。
作品をひとつひとつ、見ていきました。
値段がひとつひとつ付いていて、「へ?こんな高いんやぁ。この人は有名な作家さんなのだなぁ。でも、これ一本で生活していかはらなあかんのやし、こんなもんかなぁ。」と思いながら見ていました。
その個展の目玉の一つ、というか その個展だけの特別なランチメニューも楽しみに行ったのですが、それは売り切れてしまっていたそうです。
その説明*1は時間が経ってからしかしてもらえず、私はしばらくランチを夢見ながら作品を見ていました。
その場にいる人のうち、誰が作家さんなのかもわからない。
ジュースや何かをお客さんに取りに行った人が作家さんだと知ったのは帰る時。
私が作品を見ている時に 作品と私の間を「前を失礼します」とも言わずに横切った人が作家さんでした。

知人、内輪で雑談するのはOK
内輪の人たちがインターネットで告知してくれたり、宣伝してくれたりもするし
作品へ協力してくれることもあるわけですし。
でも、作品に値段をつけて展示するのなら、「お客さん」への礼儀もちゃんとしようよ。
それとも、買わなきゃお客さんじゃないのかな...
「見てるだけ」だったらお客さんじゃないのかな?」

そういう考えの人が尊敬する男友達とつながっていることが嫌になるというところまで
自分のマイナス思考が進んでしまいそうなので そこでストップさせました。
そのまま進んでしまったら自分も嫌になってしまう。

ビューティにご紹介していただいた「カオリとマリ子」さん、そして私の古くからの友人で工芸をやっている人たちは 自分の作品についての想いを丁寧に説明してくれはって
会話をさせてもらっているだけで幸せな心地にさせてくれはるんです。
そういうのを期待して、というよりもそれがアタリマエだと思っていたので
今日の個展でのデキゴトは私をしょんぼりさせました。

やる気のない商売人。
それで片付けるしかないです。

ここで、この作品展の詳細をリンクしたりするべきか迷いましたが
やめておきます。

私は私と出会えたすばらしいものだけを大切にしていくべきですよね。
自分とあわなかったものは切り捨てていくべきですよね。

っちゅーことで
ビューティ、メール、ありがとうございました。
いつもいつも力になっていただいています。

*1:ランチが売り切れ